2005年07月12日

第6話 ベトナムサッカー3

Soccer。

6 vs 6。Ducの友達チーム vs 別のグループ(どこからきたのかわからない)

いざKick Off!! 裸足なので足の裏が少し痛い。

意外に(というと失礼かもしれないが)みんなテクニシャン。

でも気持ちは日本代表!日本人の誇りとして、頑張らねばっ!!

「Nakata! Nakata!」

中田みたいだ!と言う観客からの声。

私にはたくさんのサポーターがいた。全てDucの親戚の子供たちである。

中田はベトナムのこんな田舎でも有名だった。最近普及し始めたテレビの影響であろう。

ベトナムサッカー!


さすがに東南アジア、日差しがきつい。グランドが熱い。

汗だくになりながら、心底、試合を楽しんだ。 I love soccer!!

チームのメンバーとも次第に連携が取れるようになってきた。

言葉は要らない。

サッカーは言葉の壁を乗り越える。

言葉が通じなくてもボール1つですぐに仲良くなれる。

サッカーが世界一の球技であることを肌で感じ、同時に、

小さい頃からサッカーを続けてきた自分は本当に幸運だと思った。

試合は結局、我等、Ducの友達チームが勝ち!

終了後、敵チームも味方チームもみんなで握手。

健闘を称え合った。何とも気持ちがいい。

ふと、足の裏が火傷でただれていることに気づいた。

こらあかん、水できれいにせな・・・。

日本人は靴を履いてサッカーをしているので、彼らに比べて足の裏が弱い。

汗だくなってるし、Ducの家に帰って水でも浴びよう!



ところが、まだまだ終わらない。

「サッカーやろうよ!」

今度は見ていた子供たち。

やっぱりサッカーを見ているよりも、自分たちでやりたいようだ。

もう帰ろうとしている私の前に、子供からのパス。

・・・もちろん、

「やる!」

この子たちの期待は裏切れない。

楽しかった。

この一言以外の何ものでもない。


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2005年07月06日

第6話 ベトナムサッカー2

次はrice firm。

この村には大きな道路が1本通っており、その両脇には民家が並ぶ。

片側の民家の裏はメコン川の支流。反対側の民家の裏は広大な農場が広がっている。

川沿いの雑踏な雰囲気とはうって変わって、広大な田園が眼前に現れた。

年に2.3回はハーベストがあるらしい。肥沃な土地である。

驚いたことに、雨季はこの田園地帯が川に沈むという。

それによって養分がまた畑に与えられ、穀物が育つというわけだ。

豊かな生活だと思った。

農業は全て手作業。電化製品はテレビと炊飯器のみ。

でも日本にはないものがたくさんある。

たくさんの米、たくさんの魚、たくさんの子供たち、

みんな親戚や隣近所で仲良く暮らしている。助け合いの生活。

温かい。

「永住するならどっち?」

正直、迷う。
広大なrice firm
それから少しだけDuc&子供たちとサッカーボールでリフティングなどをして遊び、

Ducの家に戻った。



朝食は揚げ春巻きと焼きとり。これもtaste good!

Ducがmotherの料理をあれだけ自慢するだけのことはあって、

作ってくれるものは全てうまい。

「昼から近くでサッカーやるらしいよ。」

Ducから出たこの言葉。テンション上がりまくった。

まさかベトナムのこんなcountry sideでサッカーをすることになるとは夢にも思わない。

しばらく子供たちと戯れた後、いざサッカー場へ!

といっても50mほどいったところにある小学校の小さなグランドである。

このときも、相変わらず子供たちが手を取ってグランドまで連れて行ってくれた。

I’m the happiest in the world!! 天気も良い。


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2005年07月03日

第6話 ベトナムサッカー1


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8月8日


「コケ!」

壁のすぐ後ろに居座っているニワトリの鳴き声で目が覚める。

時計を見ると朝4:00。・・・ニワトリ早っ!

もう一度寝る。

7:30に目が覚めた。

風呂に入っていなかった&モスキートとの格闘の後が残っていて、目覚めは非常に悪い。

子供たちはもう起きている。

確かに、あれだけニワトリの「コケッ!」の嵐にあっては誰でも目が覚めるだろう。

しばらくするとDucがやってきた。

“Good morning! I’ll show you around.”
水牛!
ありがとう。今度はDucが昨日より遠くまで村を案内してくれるようだ。



昨日外出したときには既に暗く、村の雰囲気だけしかわからなかったが、

今日は、この村の朝がはっきりと見渡せた。
日本の夏の朝に似た、さわやかに照りつける太陽。

少し湿気は感じるが、そんなに苦にもならない。

活気のある村人の声、ニワトリの声、木のきしむ音を立てながら目の前を通る水牛・・・。

って水牛デカッ!こんなに大きいものとは思わなかった。

牛車である。この村には自動車は通らない。

物を運ぶのには牛車を使っているのだ。

興味本位で後ろに乗せてもらった。やはりデカイ。

立ち上がって辺りを見回す。のどかな雰囲気。悪くない。

危ねっ!
水牛にチャレンジ!
急に牛が歩き出した。牛車の上は予想以上に揺れる。

振り落とされそうになった。この水牛、完全に日本人をなめている。

いっこうに言うことを聞かない。日本人は牛車の動かし方も忘れてしまったようだ。



floating house。

メコン川の支流に浮かんだ家。

ここで魚を取って生活している人がいる。

Ducに連れて行ってもらい、家に案内してもらった。

陸からは30cm程の極めて細い橋がかかっている。

何だこの強烈な臭い!
floating island 側から眺めた島
床の一箇所に大きな穴が開いており、

その下には非常にたくさんの大きな魚たちが窮屈そうに泳いでいた。が、

臭いの元はここではない。

ふと、家の片隅に巨大な機械。

湯気を立てている。

臭っ!

実は、ここは魚を発酵させる工場であった。

おびただしい数の魚と強烈な匂い。ここに住むのは至難の業だ。



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2005年06月30日

第5話 ベトナムウルルン滞在記5


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motherのベッドにつく。

今は夜21:00。この日記を書いている。

子供たちの顔が浮かぶ。子供たちは1時間ほど前に自分の寝床に引き上げている。

とにかく、ここの人たちは温かい。

「幸せ」

というものを深く考えさせられる。

自分は、

常に向上心を持ち、最終的な夢に向かって突き進むタイプだ。

常に時間を意識する。効率を追求する。

ゆっくりすることにストレスを感じる。

きつくても成長することに喜びを感じる。

「結婚して安定した幸せな家庭を築きたい」

などとは全く思わない人間だ。

が、

ここではその対極の生活がある。

時間はゆっくり流れる。仕事は農業と漁業中心。

早朝から働きだし、15:00ぐらいにはもう終わる。

後は近所の人や家族とのゆっくりとしたひと時。

映画はない、自動車もない、パソコンもない、カラオケもない、コンビ二もない、情報もない。

が、子供たちがいる。温かさがある。ゆっくりとした時間がある。

これもまた幸せのかたち。

「どうやったらここに住む手続きができるのだろう。」

と、気づいたらリアルなことを考えていた。

本気で考えた。子供たちの顔が浮かぶ。

日本も昔はこの島と同じようなときがあったのではないだろうか?

明治維新以降の西洋文化の取り入れによる急速な近代化。さらに戦後の高度成長。

その過程で、この島の風景は忘れ去られてしまったのだろう。

新たな幸せのかたちを得て、かつての幸せのかたちを失った。

明日はカンボジアに向かわなければならない。しかし、

「もう1日どうしてもここにいたい・・・。」



22:00。Ducとmotherにもう一泊いさせてもらうことを頼んだ。

「いつまででもいてくれていいよ。」

motherは本当に温かい。本当の優しさに出会えた。

22:10 Good Night….

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2005年06月28日

第5話 ベトナムウルルン滞在記4


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Ducの家に戻ってきた。

例のトイレで用を足し、家の中に戻った。

今日は酒も結構飲んだし、疲れていたのだろう。

うとうとし始めた。と、Motherは、

「洗濯するものある?洗濯して干しておくから。」と、

シャツを渡すと手洗いで洗濯してくれた。

さらにベッドはmotherが普段寝ているベッドを使えという。

それなりに豪勢なベッドだった。

「いいよいいよ!こんなにいいベッド。

風呂も入ってないから汚いし、ここの床で十分!」

と言ったが、それでも強く勧めてくれたので、

結局motherのベッドで寝ることにした。

なんていい人。

しかも就寝前には頼んでいたチェ。

これがまたうまい。

とにかく至れり尽くせりだった。

この恩は絶対に忘れない!日本に帰ったら必ず写真と、

他に何かをプレゼントするんだ。

心に誓った。明日はもうカンボジアに向けて出発しないといけない。

ノートにここの住所を書いてもらった。

逆にDucのノートに、バイクタクシー業の手助けとなるように、メモを書いてあげた。



「日本人の皆様、この人は本当にいい人ですよ。

1日 ドルでホーチミンからメコンデルタ、モンキーアイランド、

ミー・トー等、どこにでも案内してくれます。しかし、

何といっても彼の実家は最高です。

めちゃめちゃたくさんの子供たちと家族が迎えてくれます。

人懐っこくて、とにかくかわいいの一言に尽きます。

僕は明日、この島からチャウドゥックという街に出て、

そこから船でカンボジアに向かいます。

聞きたいことがあったらいつでも連絡ください。

(メールアドレス、名前)」



Ducは日本語が喋れないし、英語も発音が聞き取りにくいので、

日本人ともっとコミュニケーションが取れるように、

「旅の指差し会話帳」もプレゼントした。

明日の朝出発することをmotherに告げると、ひどく残念そうだった。

「もっとゆっくりして行ったら?」

と、何度も引きとめてくれた。

「ありがとう。」
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2005年06月26日

第5話 ベトナムウルルン滞在記3


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開かれていない島。どんな家、どんな人々、どんな生活?

好奇心が絶えず、外を歩き周ることにした。

が、散歩の前にストップがかかり、Ducの親戚へのあいさつ回り。

あれっ?親戚にはもう挨拶したはずでは・・・?

実は、最初に出迎えてくれた10人ぐらいの親戚は、まだまだ氷山の一角であった。

とりあえず隣の家に住んでいる親戚の下へ行った。
親戚たち
自己紹介をしていると、その間にまたぞろぞろと他の親戚が到着。

何人いるだろうか・・・。15人〜20人ってとこだろう。

そのうち子供が半分以上もいる。

「シンチャーオ!」

「シンチャーオ!」

Wow!Lots of シンチャーオ!Very cute!

”シンチャーオ”とは、ベトナム語の”こんにちは”。

ここの子供たちはみんな人懐っこい。

興味津々の目で私を見てくる。

可愛い。

この状況にあって、そう思わない人はおそらくほとんどいないだろう。

ついでに、彼らが使っているハンモックも初体験。
ハンモック!
最高に快適、最高に幸せなひと時だった。



外出。

したいと言ったときには子供たちに既に囲まれていた。

「遊んでよ!」

と言わんばかりの、というかベトナム語で言っていたのかもしれない。が、

「ちょっと外を見たいんよね。帰ってきてからでもいい?」

すると、子供たちがみんな私の手を握ってくる。しかも取り合い。

「ん?どうしたんだ??」

・・・外を案内してくれるらしい。

泣きそうになった。

・・・なんでここの子供たちはこんなに人懐っこいのだろう?

日本とは違う。もちろん日本でも人懐っこい子供はいるが、

初対面でここまで懐く子供たち、きれいな目をした子供たちは初めてだった。



おそらくこういうことではないだろうか。

ここでは親戚みんなが一緒に暮らしている。仕事は農業・漁業が中心。

大人たちは朝早くに置き、昼過ぎまで仕事をし、その後は家に帰ってくる。

後はずっと子供の遊び相手になっているのだ。

子供たちは親戚や近所の大人たちが遊び相手となって成長していく。

自然、大人を見れば遊んでくれ、と寄り付いてくるようになる。

しかも、日本人、というか島の人以外の人間が来ることなんてめったにない。

何して遊んでくれるの?

という好奇心に満ち溢れるのだ。



結局、そんな人懐っこい子供たちに、近所を案内してもらうことにした。

夜であまり見えないが、道は、当然アスファルトなどなく、土。

少し湿っている。たまに水溜り。

鶏が放し飼いになっている。

家は小さな家が道の両脇に並んでおり、

道の片側の家の裏はメコン川の支流。逆側の家の裏は広大な田園地帯。

夕方の家々からテレビの音が聞こえてくる。

「テレビあるんだね?」

最近見られるようになったらしい。と言っても、

もう既に3軒に1軒ぐらいの割合でテレビがある。

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2005年06月25日

第5話 ベトナムウルルン滞在記2

もう遅いので、島に到着後、急いでDucの家へと向かった。

わずか5分ほどで彼の家に到着。

Ducのmotherを含め、次から次へと親戚一同が、

この初めての日本人を歓迎しに来てくれた。10人はいるだろう。

・・・心からうれしい。こんな歓迎をしてくれるとは思ってもいなかった。

一通り自己紹介が終わり、しばらくの歓談の後、

みんなまた元の自分の家に帰っていった。

と言っても、みんな隣近所に住んでいる。



その後、Ducに家の庭と家の中を案内してもらった。

「風呂は?」

「メコン川。」

なるほど!

「トイレは?」

「その辺で。」

えっ?庭?

「大は?」

「あの辺で。」

ちょっと遠くなっただけやん!!

「Great!!」

豪快な家庭だ。

小は庭で、大はちょっと離れた藪の中、ということである。

「Great!!」



それから間もなく、Ducが何度も私に自慢してきたmotherの手料理が登場!

バイン・セオ、イカの煮物、そして、
motherの手料理
“ワイライス”

と言っていたが、日本酒のような味だ。

米から造ったお酒で、ワイン+ライス = ワイライスらしい。

駄洒落のようだが、それが一般名称になっている。

バイン・セオは、私からDucにお願いしていた一品。

ベトナム風オムレツとでも言うべきか、コレはホーチミンにいたときから大好きだった。

Ducが自慢するだけあって、味は本当にうまい。しかし、

食べきれん・・・。味はおいしかったが量が半端じゃない。

でもmotherがせっかく作ってくれたから残さないように食べよう!!

・・・としたが、やっぱり苦しかった。

しかもDucの義理のお兄さんと弟さん
Ducの義理のbrothers
(orいとこ。血縁関係は多すぎてよく覚えていない。)、

「あんたとは気が合いそうだね!ここにずっと暮らしなよ!

Ducの妹と結婚したらどう!?」

と言って、妹・ワイライス・ご飯の3種の神器を勧める勧める。

いやいや、だから、食べ切れんって!!

と思いながらも、

何だがみんなに認められた気がしてうれしかった。

食事をしながら、私の仕事、彼らの仕事や生活、

その他さまざまなことについて話をした。

「ごちそうさま!」

食後、motherが、

「何か作って欲しいものある?」

と言ってくれたので、今度チェを作って欲しい、

と厚かましくもmotherに頼んだ。

それから外へ。
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2005年06月22日

第5話 ベトナムウルルン滞在記1

やっとのやっとのことでDucの住む島へ到着。

後から地図で調べたが、な、な、なんと!

ホーチミンから200kmも離れてるやん!!

それもそのはず。ホーチミンを抜けてからというもの、

田舎道は時速80kmぐらいで走っていることもあった。
それでトータル約5時間。

ケツが痛くなるのも無理もない。

Ducはこの道のりを月1回往復しているそうだ。正直、キツい。

もう真っ暗になっているので、辺りの家や雰囲気はよくわからないが、

どうも相当な田舎のようだ。

とりあえず、道路はアスファルトではないのは間違いない。

暗がりの中でも、会う人会う人もれなくDucに声をかける。

みんな知り合いのようだ。その度にDucは、

「ニャット!」

日本人だよ!と言う。

何故か、そんなに!?というぐらいみんな驚いていた。

「なんでそんなにびっくりしてんの?」

Ducに尋ねた。

「だって、この島に来た日本人はあんたが初めてだからだよ。」

・・・えっ!!??

俺が・・・初めて!!??


なんと光栄なことか。

確かにこんな何もない島、交通の便も悪いし、

観光に来るような人はいないだろう。

何もないけど、それでも「初めての日本人」というのは何ともexcitingなことだ。

私の印象=日本人の印象

と、島の人たちには映るだろう。

私の言動、態度、行動が全てそのまま日本人のイメージにつながるのだ。

気分は日本代表である。最高の気分だ。

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2005年06月21日

第4話 島へ6

ミー・トーを出て、Ducの家を再び目指す!

道は相変わらずカントリーロード!

どのぐらい走っただろうか?相当な距離を走っているはずだ・・・。

ずっと同じ姿勢で座っているので、だんだんケツが痛くなってきた・・・。

突如降り出したスコール。

やばい! 東南アジアのスコールは相当に強烈なのだ。

ホテルのシャワーをMAXにした強さよりもはるかに強い。

時速60km以上のスピードにこのスコールは過酷だった。Ducがかばんにシートをかけてくれ、

雨がっぱを着用したが、雨粒が非常に大きいため、雨に濡れる心配よりも、とにかく顔が痛い。

ひたすら往復ビンタをされ続けてる感覚だ。

ついにギブアップして、途中で見つけたお店で、雨宿り。

二人とも身体が冷え切っている。何か温かいものを食べたい・・・。

フォーを頼んだ。

これがまた当たり!

めちゃめちゃうまかった!何故かチキンラーメンそっくりの味。フォーにも色々あるもんだ。

Ducが店の電話を借りて、どこかに電話をかけていた。

「どうしたん?」

と聞くと、実家に電話をしたところ、

奥さんと子供は入れ違いでホーチミンに別用で向かったため、今日は実家にいないのだそうだ。

奥さんと子供を見るのを楽しみにしていたのでちょっと残念だ。

しばらくして、雨が止んだ。身体もあったまったし、出発!!

それにしても、
雨宿りした店の女の子
「家はどの辺?けっこう走ってるけど、まだもっと先?」

「あと1時間ぐらい。」

思っていたよりずっと遠かったようだ。確かに、

「メコンデルタ」

と一言で言っても、その範囲は非常に広いことに気づいていなかった。

ひたすら走る。ひたすら走る。

かなりケツが痛かったが、Ducの方がしんどいはず!弱音は吐かんぞー!



途中、いくつか村を通ったが、メコンデルタの村々は本当にGreatな雰囲気。

なんとも言えないゆったりとした感じ。

それと、常に川と一体化している。

メコン川の支流が網の目のように張り巡らされている。

この人たちにとって、川の無い生活なんて考えられないことなのだろう。
田舎の家と子供たち


それから、途中で気づいたことだが、

ホーチミンも含め、南ベトナムでは子供がやたらと多い!

ベトナム戦争で失ったものを取り戻そうとしているのだろうか。

日本の戦後もこんな感じだったのだろうか。

とにかく、子供、子供、子供、めっちゃかわいい!

子供が多いと非常に活気が感じられる。

今後のベトナムはどうなっていくのか?

とても期待できそうだ!ベトナム、注目すべし!



ボートにも2回乗り継ぎ、ついにDucの住む島へ到着!!


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2005年06月20日

第4話 島へ5

ミー・トー・到着。

ミー・トーの港の手前にあるカフェに入った。そこでミー・トー島めぐりツアーの申し込みができるようだ。

おじさんがひたすらツアーの内容を説明してくれた。

「で、いくら?」

「80 USドル。」

は!? Crasy Priceやん!そんなアホな話あるかいな!

「無理。」

「じゃあ、78 US ドル。」

変わらんやん!

「無理。」
ミー・トーの小舟から
「これ以上はもう安くできない! 70 US ドルでどうだ。」

「帰る。」

本気でDucに帰ろうと言った。するとおじさん、

「いくら持ってる?」

「払える金は200,000ドン(約1,700円)。無理でしょ?いいよ別に。もう帰るから。」

Ducは横で気まずそうな笑みを浮かべている。

「わかった。じゃあ220,000ドンでいいだろ!?」

え〜!!? そんな値段下がんの!?ほんなら最初の US 70ドルは何やねん!?

格安ショートプランらしい。本当かよー?最初がぼったくりプライスやったんちゃうんかー?

まあいい。それでもまだ高い気はしたが、220,000ドンと言われたらさすがにO.K.せざるを得ない。

契約成立。
川で遊ぶ子供たち


ツアーへ出発。

船で対岸の島へ渡る。

そこからはDucと私の二人だけであった。格安ショートプランだからなのかはわからない。

しかし、出発してみると意外に当たり!

小舟に乗り換え、ゆっくりと島と島の間を流れる細い川を進む。

流れはとても緩やかで、木の枝でもつかめば自分で船を止めることができるぐらいだ。

舟はやがて熱帯雨林の中へと入っていく。本物の熱帯雨林地帯。

まるでジュラシック・パークのような気分だ。

しかも、この熱帯雨林の中で暮らしている人たちがいた。

子供が川で遊んでいる。彼らにとっては、この川が一番の遊び相手となっているのかな。

突然、舟が動かなくなってしまった。

エンストを起こしたらしい。

船頭さんが川へ飛び込んだ。Duc曰く、

「今、故障を直してるとこだよ。」

って、うそー!?こんな濁ってる川の中で故障直せんの!?って言うか目開けれんの・・・!?

しばらくすると、船頭さんが水から上がり、再び坦々と舟を動かし始めた。

・ ・・直ってる。

驚いた。ベトナム人の目は相当強いらしい・・・。


舟の故障を直した直後の船頭さん
島の周りを一周した後、舟から島に上がり、飴工場等を見学し、元の港に戻ってツアーは終了した。

格安ショートプランとは言っていたが、かなり満足のいくツアーだった。



もっと写真を見る
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